問題
(設問2)資源依存モデルによれば、環境コンテキストは、組織の行動や構造の変化、経営者の継承や交代、組織内の権力関係の変化などをもたらすという。このことに関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1環境コンテキストが組織内の権力関係に影響を与えることを通じて、誰が経営者として選任されるかに影響を与え、組織の行動や構造の変化をもたらし、その結果、環境コンテキストに変化を与えようとする。
- 2環境コンテキストが組織内の権力関係に影響を与え、組織の行動や構造の変化をもたらすので、誰が経営者として選任されるかを決めることを通じて、その結果、環境コンテキストに変化を与えようとする。
- 3環境コンテキストが組織の行動や構造の変化をもたらし、組織内の権力関係に影響を与えることを通じて、誰が経営者として選任されるかに影響を与え、その結果、環境コンテキストに変化を与えようとする。
- 4環境コンテキストが誰が経営者として選任されるかに影響を与えることを通じて、組織内の権力関係に影響を与え、組織の行動や構造の変化をもたらし、その結果、環境コンテキストに変化を与えようとする。
- 5環境コンテキストが誰が経営者として選任されるかに影響を与えることを通じて、組織の行動や構造の変化をもたらし、組織内の権力関係に影響を与え、その結果、環境コンテキストに変化を与えようとする。
正解
1. 環境コンテキストが組織内の権力関係に影響を与えることを通じて、誰が経営者として選任されるかに影響を与え、組織の行動や構造の変化をもたらし、その結果、環境コンテキストに変化を与えようとする。
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解説
資源依存モデルにおける環境-組織関係の因果連鎖は、(1)環境コンテキストがまず組織内の「権力関係」に影響を与え(重要資源を統制する部門や個人の組織内権力が増す)、(2)その権力関係が「経営者の選任」に影響を与え(環境対応に適した経営者が選ばれる)、(3)選任された経営者が「組織の行動や構造」を変化させ、(4)その結果として組織は環境コンテキスト自体に影響を与えようとする、という順序である。アはこの順序を正しく示しており最も適切。イは「権力関係→行動・構造→経営者選任」という順序で誤り。ウは「行動・構造→権力関係→経営者選任」という順序で誤り。エは「経営者選任→権力関係→行動・構造」という順序で、出発点が誤り。オも「経営者選任→行動・構造→権力関係」という順序で、起点が誤り。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第19問 設問2)
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