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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2011年度

中小企業診断士 過去問|中小企業経営・中小企業政策 第2問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 経済のグローバル化の進展を受けて、中小企業においても輸出額や直接投資による海外子会社を保有する企業の割合が増加する等、国際化は着実に進展している。しかしながら、経済産業省「海外事業活動基本調査」や財務省「法人企業統計年報」を基に、2007年度の製造業における規模別の海外生産比率(注)を見ると、大企業では約A%であるのに対し、中小企業では約B%にとどまっている。また、経済産業省「企業活動基本調査」を基に、2007年度の海外子会社を保有する企業の割合を見ると、大企業の28.2%に対して、中小企業では12.1%となっており、総じて見れば中小企業の国際化の程度は大企業に比べると依然として低い水準にある。なお、ここで海外子会社を保有する企業とは、年度末時点に海外に子会社または関連会社を所有する企業をいう。また、子会社とは当該会社が50%超の議決権を有する会社をいい、子会社または当該会社と子会社の合計で50%超の議決権を有する会社も含む。関連会社とは、当該会社が20%以上50%以下の議決権を直接有している企業を示している。 (注)海外生産比率=現地法人(製造業)売上高/(現地法人(製造業)売上高+国内法人(製造業)売上高) (設問2)文中の空欄AとBに入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。

選択肢

  1. 1A:7  B:1
  2. 2A:14 B:3
  3. 3A:21 B:5
  4. 4A:28 B:3
  5. 5A:35 B:1

正解

4. A:28 B:3

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解説

経済産業省「海外事業活動基本調査」および財務省「法人企業統計年報」に基づく2007年度の製造業の規模別海外生産比率は、大企業では約28%(特に自動車・電機など輸送機械では4割超)であるのに対し、中小企業では約3%にとどまっている。中小企業の海外生産は急速に進展しているとはいえ、ピラミッド構造下の発注元(大企業)の海外シフトが先行している現状を反映している。大企業はグローバルサプライチェーン構築のため自社の海外現地法人で大量生産する一方、中小企業は国内本社で生産し続けるか、リスクを抑えて部分的に海外展開する傾向が強い。したがってA=28、B=3となるエが正解。なお、この格差は中小企業白書2010年版が指摘する「中小企業の国際化の遅れ」の根拠データとなっている。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第8問 設問2)

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