問題
次の文章の空欄に入る最も適切なものを下記の解答群から選べ。 緊急事態は突然発生する。有効な手を打つことができなければ、とくに中小企業は、経営基盤がぜい弱なため、廃業に追い込まれる恐れがある。「中小企業BCP策定運用指針」におけるBCPとは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、 の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことである。
選択肢
- 1サプライチェーン
- 2事業拠点
- 3生産体制
- 4中核事業
- 5ビジネスシステム
正解
4. 中核事業
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解説
中小企業庁「中小企業BCP(事業継続計画)策定運用指針」におけるBCPの定義では、緊急事態において事業資産の損害を最小限にとどめつつ、「中核事業」の継続あるいは早期復旧を可能とするための計画と定義されている。「中核事業」とは、企業の存続を左右する最も重要な事業(主力製品・サービスや主要取引先向け事業など)を指し、限られた経営資源を集中して継続・早期復旧を図るべき事業を意味する。経営基盤がぜい弱な中小企業では、すべての事業を同時に継続することは現実的でないため、中核事業を見極めて優先順位を付ける考え方が中小企業向けBCPの肝とされる。したがってエの「中核事業」が正解。サプライチェーン、事業拠点、生産体制、ビジネスシステムは関連はあるものの、BCPの中心概念としての定義語ではない。中小企業庁BCP指針は東日本大震災(2011年3月)以降、改訂・普及が大きく進んでおり、現在では多くの中小企業がBCP策定に取り組んでいる。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第25問)
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