問題
内閣府の景気動向指数において、先行系列の経済指標として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1機械製造業者が受注する設備用機械の受注状況を調査したものである「実質機械受注(船舶・電力を除く民需)」
- 2生産された製品の出荷動向を総合的に表した指標である「鉱工業生産財出荷指数」
- 3生産量と生産能力の比から求めた指標である「稼働率指数(製造業)」
- 4設備投資を、投資主体の資産増加として実現した段階でとらえたものである「実質法人企業設備投資(全産業)」
正解
1. 機械製造業者が受注する設備用機械の受注状況を調査したものである「実質機械受注(船舶・電力を除く民需)」
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解説
内閣府の景気動向指数は、先行・一致・遅行の3系列に分類される。先行系列は景気の動きに数か月先行して動くもので、新規求人数、新設住宅着工床面積、機械受注などが含まれる。「実質機械受注(船舶・電力を除く民需)」は設備投資の先行指標として代表的なもので、企業が将来の生産能力拡大に備えて発注した段階の数値であり、実際の投資実行よりも先行する。 一方、イの「鉱工業生産財出荷指数」とウの「稼働率指数(製造業)」は一致系列に分類され、現在の景気状況を表す。エの「実質法人企業設備投資(全産業)」は遅行系列で、投資が完了し設備として計上された後の指標である。 したがって、先行系列として適切なのはアである。景気動向指数の3系列分類は中小企業診断士試験の頻出論点なので、代表的な指標を3区分で押さえておくことが重要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第1問)
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