問題
金融政策およびマネーサプライ(マネーストック)に関する下記の設問に答えよ。 (設問2) 日本銀行が公表しているマネーサプライ統計は、2008年に、マネーストック統計へと見直しが行われた。この見直しに関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1証券会社が保有する現金通貨が、M1に含まれることになった。
- 2ゆうちょ銀行への要求払預金が、M1に含まれることになった。
- 3預金取扱機関が保有する現金通貨が、M1に含まれることになった。
- 4預金取扱機関への定期性預金が、M1に含まれることになった。
正解
2. ゆうちょ銀行への要求払預金が、M1に含まれることになった。
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解説
2008年6月、日本銀行は従来のマネーサプライ統計をマネーストック統計に名称変更するとともに、内容も大幅に見直した。主な変更点は、ゆうちょ銀行(旧郵便貯金)の預貯金を含めるなど、対象通貨発行主体・保有主体を実態に合わせて拡充したことである。 イ:ゆうちょ銀行は2007年10月の民営化により普通銀行となったため、要求払預金(通常貯金など)がM1に含まれることとなった。これは正しい。 ア・ウ:M1はあくまで「通貨保有主体(一般法人・個人など)」の保有する現金通貨と預金通貨であり、証券会社や預金取扱機関自身が保有する現金通貨は対象外。よって誤り。 エ:M1は要求払預金(流動性預金)のみで、定期性預金は含まれない(定期性預金はM3に含まれる)。よって誤り。 したがって正解はイ。M1・M2・M3・広義流動性の各定義の違いを押さえておくことが重要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第8問 設問2)
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