問題
日本の社会保障や失業に関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1OECDの統計によれば、2000年から2010年の期間に限れば、日本の失業率は一貫して米国よりも高い。
- 22011年4月時点の生活保護受給者数(被保護実人員数)は、集計が始まった戦後間もない1951年よりは少ない。
- 3『高齢社会白書』(平成23年版)によれば、2055年には、高齢者1人に対して現役世代(15〜64歳)は約1人という人口比になる。
- 4日本の社会保障給付費は、おおよそ100兆円規模である。
正解
4. 日本の社会保障給付費は、おおよそ100兆円規模である。
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解説
日本の社会保障・失業の現状認識を問う問題。 エ:日本の社会保障給付費は、2000年代後半から増加を続け、2010年度には約100兆円規模に達している(年金、医療、福祉等の合計)。2011年度は約108兆円。「おおよそ100兆円規模」は正しい。 ア:OECD統計によると、2000年代の日本の失業率は4〜5%台、米国は4〜10%台で推移し、特にリーマンショック後の2009〜2010年は米国の失業率が約9%となり日本(5%台)を大きく上回った。「一貫して米国より高い」は誤り。 イ:戦後間もない1951年の生活保護受給者数は約204万人と過去最高水準だったが、2011年4月時点では既に200万人を超えており、史上最多に達している。「1951年よりは少ない」は誤り(2011年4月時点で約202万人、1951年とほぼ同水準あるいはそれ以上)。 ウ:『高齢社会白書(平成23年版)』によれば、2055年には高齢者1人に対して現役世代は「約1.3人」とされており、「約1人」ではない(人口がさらに減少した予想時点を考えれば、肩車型社会と表現される)。「約1人」は概ね正しいが、厳密には1人未満ではない。なお正式な見解では概数として近似だが、正解はエと判定される。 したがって正解はエ。社会保障給付費の規模感(100兆円規模)は最重要数字なので押さえておく。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第24問)
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