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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2012年度

中小企業診断士 過去問中小企業経営・中小企業政策 第1問

問題

財務省「2009年度法人企業統計年報」に基づき、中小企業と大企業の売上高経常利益率、労働生産性、労働装備率を比較した場合(2009年度、中央値、1次産業を除く全産業)、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1中小企業の売上高経常利益率、労働装備率、労働生産性はすべて大企業を下回る。
  2. 2中小企業の売上高経常利益率と労働生産性のみ大企業を上回る。
  3. 3中小企業の売上高経常利益率と労働装備率のみ大企業を上回る。
  4. 4中小企業の労働生産性のみ大企業を上回る。
  5. 5中小企業の労働装備率と労働生産性のみ大企業を上回る。

正解

1. 中小企業の売上高経常利益率、労働装備率、労働生産性はすべて大企業を下回る。

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解説

財務省「2009年度法人企業統計年報」に基づく中央値ベースの比較(2009年度、非1次産業)では、中小企業は大企業に対して売上高経常利益率、労働生産性、労働装備率のいずれも下回っている。中小企業はバランスシートが小さく設備投資余力が限られるため労働装備率が低く、それが労働生産性の低さにも反映される。さらに、固定費負担や交渉力の弱さから売上高経常利益率も大企業を下回りやすい。リーマン・ショック直後の2009年度は中小企業の業績が特に厳しかったこともあり、3指標とも大企業を下回るアが正解。中小企業白書2011年版でも、同様の構造的格差が指摘されている。なお、数値は中央値ベースであり、平均値ベースでは大企業の財務指標が特定の高収益大企業に引き上げられる傾向がある点にも留意が必要である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第1問)

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