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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2012年度

中小企業診断士 過去問|中小企業経営・中小企業政策 第3問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 経済の閉そく感が強まる中で、経済の新陳代謝や雇用の創出につながる起業を促進する必要性が高まっている。しかしながら、総務省「事業所・企業統計調査」や「経済センサス-基礎調査」によれば、企業単位でも事業所単位でも、わが国では1980年代後半から開業率が廃業率を下回る状況が続いており、米国や英国と比べても起業活動は低い水準にあるのが現状である。 もっとも、すべての業種で開業率が廃業率を下回っているわけではない。また、総務省「就業構造基本調査」によれば、2007年時点で起業希望者と起業準備者をあわせて100万人を上回る潜在的な起業家が存在しており、起業に関心を持つ人たちは多い。起業を促進するためには、こうした潜在的な起業家の抱えるさまざまな課題を除去していくことが重要であろう。 (設問3)文中の下線部③について、中小企業庁「起業に関する実態調査(2010年12月、複数回答)」に基づき、起業家が起業時(起業準備期間中)および起業後(起業後から調査時点に至る期間)に直面した課題を見た場合、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1起業時の最大の課題は仕入先の確保である。
  2. 2起業時の最大の課題は販売先の確保である。
  3. 3起業後の最大の課題は資金調達である。
  4. 4起業後の最大の課題は質の高い人材確保である。
  5. 5起業時と起業後では最大の課題は同一である。

正解

4. 起業後の最大の課題は質の高い人材確保である。

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解説

中小企業庁「起業に関する実態調査(2010年12月)」によれば、起業家が起業時(起業準備期間中)に直面した最大の課題は「資金調達」であり、起業後(起業後から調査時点)の最大の課題は「質の高い人材確保」となっている。起業準備段階では事業立ち上げに必要な初期費用の確保が中心的課題だが、起業後は事業を成長させ運営していくうえで人材の質と量の確保が最重要課題に転じる。したがって「起業後の最大の課題は質の高い人材確保である」とするエが正解。起業時と起業後で最大の課題は変化する(オが誤り)こと、また販売先・仕入先の確保は起業時の主要課題ではあるものの最大課題ではないこと(ア・イが誤り)にも注意。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第5問 設問3)

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