問題
選択肢
- 1精緻化見込みモデルに基づけば、人が時間や労力をかけた購買意思決定プロセスをとるのは、以下のいずれかの条件が満たされた場合である。それは、「製品やサービスの購買に対する動機づけレベルが高い場合」、「情報処理の能力を有する場合」、あるいは、「利用可能な情報に接する機会や時間がある場合」である。
- 2多属性態度理論に基づけば、人は、製品が有するある属性のマイナス面を他の属性のプラス面で相殺することをしない。
- 3特定の製品カテゴリーに対する関与が高い場合、知識が少ない人より多い人のほうが、満足の最大化を目指して、限定的な意思決定プロセスをとりやすい。
- 4「見せかけのロイヤルティ」の顧客とは、対象製品やサービスに対して好ましい態度や高い購買意向を持ちながら、購買行動に移さない人のことをいう。
正解
3. 特定の製品カテゴリーに対する関与が高い場合、知識が少ない人より多い人のほうが、満足の最大化を目指して、限定的な意思決定プロセスをとりやすい。
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解説
関与が高くカテゴリー知識も豊富な消費者は、過去の経験で意思決定基準が確立されているため、毎回詳細な比較検討を行わず簡便な意思決定プロセス(限定的意思決定)をとりやすい。ウが正しい。アの精緻化見込みモデル(ELM)の中心ルート(時間労力をかけた処理)には「動機づけ」と「能力」の両方が必要で、いずれか1つでは不十分。イの多属性態度理論(補償型モデル)はある属性のマイナス面を他のプラス面で相殺する考え方が基本(非補償型モデルとは異なる)。エの「見せかけのロイヤルティ」(spurious loyalty)は、反復購買はしているが態度的愛着のない状態(態度低×行動高)を指し、態度高×行動低は「潜在的ロイヤルティ」と呼ばれる(ディック=バス)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成28年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第33問)
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