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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2013年度

中小企業診断士 過去問中小企業経営・中小企業政策 第1問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小企業の財務構造を大企業と比較した場合、金融機関借入比率は高く、自己資本比率は低いことが指摘できる。この要因のひとつとして、情報の非対称性が大きく、信用力の乏しい中小企業にとっては、資本市場からの資金調達が容易でないことがあげられる。 (設問1)文中の下線部①について、中小企業庁の調べに基づき、金融機関別中小企業向け貸出残高の推移を、2006年から2011年の期間について見た場合、最も適切なものはどれか。ここで政府系金融機関とは、日本政策金融公庫の中小企業事業と国民生活事業、商工組合中央金庫をいう。中小企業とは中小企業基本法の定義に準ずるものとする。

選択肢

  1. 1国内銀行の貸出残高は、増加傾向にある。
  2. 2政府系金融機関の貸出残高は、減少傾向にある。
  3. 3中小企業向け総貸出残高に占める政府系金融機関のシェアは、約4割で推移している。
  4. 4中小企業向け総貸出残高は、減少傾向にある。

正解

4. 中小企業向け総貸出残高は、減少傾向にある。

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解説

中小企業庁の調べによる2006〜2011年の中小企業向け貸出残高の推移を見ると、リーマン・ショック以降の景気後退や中小企業数の減少を背景に、中小企業向け総貸出残高は減少傾向にある。国内銀行(民間金融機関)の貸出残高も全体として伸び悩みまたは減少傾向で、増加傾向にあるとは言えない(アは誤り)。政府系金融機関は中小企業金融円滑化法(2009年)施行とともにセーフティネット貸付等で積極的に貸出を行い、貸出残高はむしろ増加または高水準で推移しており、減少傾向ではない(イは誤り)。中小企業向け総貸出残高に占める政府系金融機関のシェアは約1割程度であり「約4割」は誤り(ウは誤り)。よってエが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第12問 設問1)

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