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経済学・経済政策難易度: 標準2014年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第15問

問題

下図には、予算制約線 A と予算制約線 B および、これらの予算制約線上にある a, b, c, d, e という5つの点が描かれている。ある合理的な消費者にとって最も高い効用をもたらすのは、予算制約線 A 上ならば点 c であり、予算制約線 B 上ならば点 d であることがわかっている。この図の説明として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1図中に点 c より効用が高い点はない。
  2. 2図中で点 c より効用が高い点は、点 a と点 e である。
  3. 3図中で点 d より効用が高い点は、点 c である。
  4. 4図中に点 d より効用が高い点はない。

正解

4. 図中に点 d より効用が高い点はない。

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解説

消費者選択理論における顕示選好の考え方。予算制約線A上で点cが最適(最も高い効用)と判断されたことは、点a・点b(A上の他の点)よりcの方が効用が高いことを意味する。予算制約線B上で点dが最適と判断されたことは、点b・点e(B上の他の点)よりdの方が効用が高いことを意味する。両予算制約線を比較すると、Bの方が外側にあり(より多くの財X・財Yを購入可能)、B上の最適点dの方がA上の最適点cよりも高い効用水準にある(無差別曲線がより外側)。よって「点dより効用が高い点はない」エが正解。ア誤:点dがcより高い効用なのでcが最高ではない。イ誤:点a・eはc・dより低いA・B線上の他の点で効用は低い。ウ誤:dの方がcより高い効用(Bの方が外側)。顕示選好と予算制約線の包含関係から最適点の効用順序を判定する。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第15問)

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