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経済学・経済政策難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題経済学・経済政策 第155問

問題

厚生経済学の基本定理に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1第1定理はすべての完全競争均衡がパレート最適であることを示し第2定理は所得再分配により任意のパレート最適が達成可能であることを示す
  2. 2厚生経済学第1定理は所得再分配により任意のパレート最適が達成可能であることを示す
  3. 3第1定理・第2定理ともに市場の失敗(外部性等)がある場合でも常に成立する
  4. 4第2定理はパレート最適が完全競争均衡として実現することを示す定理であり第1定理と内容が同じ

正解

1. 第1定理はすべての完全競争均衡がパレート最適であることを示し第2定理は所得再分配により任意のパレート最適が達成可能であることを示す

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解説

正解アは、厚生経済学の第1定理(完全競争均衡はパレート最適)と第2定理(任意のパレート最適配分は適切な初期所得再分配を伴う完全競争均衡として達成可能)の正確な内容と区別を述べている。イは記述内容は第2定理であり、第1定理は競争均衡がパレート最適であることを示す。両者が混同。ウは両定理とも、外部性、公共財、情報の非対称性、市場支配力等の市場の失敗がない場合(完全競争+一定の条件)でのみ成立する。エは第1定理が「均衡→効率」を、第2定理が「効率→均衡(適切な再分配下で)」を示す逆向きの関係にあり、内容は異なる。

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