問題
選択肢
- 1自動車メーカーが承認図方式をとるのは、自社技術がカバーしにくい領域の部品であり、第一次系列のサプライヤーに限られるので、中小企業が承認図部品の発注を受けることはない。
- 2自動車メーカーが複数発注をするのは重要な部品が中心であり、月間生産計画がほぼ固定された特定のサプライヤーに渡されて、貸与図による部品生産が行われる。
- 3中小企業が優良外注先としての評価を高めるためには、通常好業績で高い生産能力をもつことが求められるが、大手企業側からみれば、そのような中小企業との取引を数多くもつことによって、生産全体に柔軟性を持たせることができる。
- 4電気・電子機器メーカーからの注文の契約期間は概して短期間であるが、発注量が安定しており、納入価格も明示されるので、自社の生産計画に合わせやすい。
- 5電気・電子機器メーカーからの発注品目は比較的標準的な部品ながら、持続的な系列取引が求められるので、自社の生産設備を更新する必要はほとんどない。
正解
3. 中小企業が優良外注先としての評価を高めるためには、通常好業績で高い生産能力をもつことが求められるが、大手企業側からみれば、そのような中小企業との取引を数多くもつことによって、生産全体に柔軟性を持たせることができる。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
大手企業(アセンブラ)が変動する需要に対応するには、好業績で高い生産能力を持つ優良な中小外注先を複数確保し、柔軟に発注配分を変えられる体制が有効である。中小企業側も評価向上で安定取引を獲得できる。よってウが正しい。アは承認図方式は二次・三次サプライヤーや中小企業でも採用される事例があり「限られる」は誤り。イは複数発注はリスク分散目的で重要部品ほどよく行われるが、月間計画の固定化と貸与図方式は別概念で混同。エは電子機器業界では契約期間は短く、発注量・価格とも変動が大きい。オは標準部品でも技術革新が速く設備更新は頻繁に必要。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成26年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第8問)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート