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財務・会計難易度: 2015年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第2問

問題

C社は、取引先に対して貸付けを行っている。当該貸付金は、以下のようなキャッシュフローをもたらす予定である。現在価値の計算について、下記の設問に答えよ。なお、現行の会計基準との整合性を考慮する必要はない。 (設問2)貸付けを行っている取引先の財政状態が悪化し、元本の一部が回収不能となる可能性が高まっていることが確認された。このとき、現在価値の計算は(設問1)と比べてどのように変化するか、最も適切なものを選べ。

選択肢

  1. 1割引率が高くなるため、現在価値は大きくなる。
  2. 2割引率が高くなるため、現在価値は小さくなる。
  3. 3割引率が低くなるため、現在価値は大きくなる。
  4. 4割引率が低くなるため、現在価値は小さくなる。

正解

2. 割引率が高くなるため、現在価値は小さくなる。

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解説

取引先の信用リスクが高まると、貸し手は信用リスクを補償するため、より高い利回り(割引率)を要求する。割引率が高くなれば、将来キャッシュフローの現在価値は小さくなる(割引が大きくなる)。よって正解はイ。これは「信用スプレッドの拡大」と呼ばれる現象で、市場でも信用力低下による債券価格下落として観察される。割引率と現在価値は逆相関の関係にある。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成27年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第15問 設問2)

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