問題
選択肢
- 1ある選択肢に好意を抱いた人は、その選択肢を支持するような証拠を探し求め、データをそのように解釈する「後知恵バイアス(hindsight bias)」に陥りやすい。
- 2同じ業績であっても、上司のそばに席を置いている部下の方が、遠くの席の部下よりも高く評価される傾向がある場合には、「確証バイアス(confirmation bias)」が作用している可能性が高い。
- 3肯定的仮説検証現象が起きると、結果が出たあとにものごとを振り返った場合、他の結果も起こりえた可能性を無視してしまう「感情ヒューリスティック(affect heuristic)」に陥りやすい。
- 4人間が意思決定する際に、「営業に適した人は社交性が必要だ」といったように、あらかじめ抱いている固定観念に合った特性を見いだそうとする「代表性ヒューリスティック(representativeness heuristic)」を利用する傾向がある。
- 5人間は天気の良い日には楽観的になって、株価が上昇したりするが、このような効果は「利用可能性ヒューリスティック(available heuristic)」に依拠する。
正解
4. 人間が意思決定する際に、「営業に適した人は社交性が必要だ」といったように、あらかじめ抱いている固定観念に合った特性を見いだそうとする「代表性ヒューリスティック(representativeness heuristic)」を利用する傾向がある。
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解説
代表性ヒューリスティックは、対象を典型例(ステレオタイプ)にどれだけ似ているかで判断する傾向で、「営業に適した人=社交的」のような固定観念に基づく判断はこれに該当する。エが正しい。アの好意ある選択肢を支持する証拠を探す傾向は「確証バイアス」であり、後知恵バイアスは結果を知った後に「予測できた」と感じる傾向。イの近接性による評価バイアスは「単純接触効果」や「近接性効果」であり確証バイアスではない。ウの結果論的な振り返りは「後知恵バイアス」で、感情ヒューリスティックは感情で判断する傾向。オの天気と気分の連動は「感情ヒューリスティック」で、利用可能性ヒューリスティックは想起しやすさで判断する傾向。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成27年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第13問)
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