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中小企業経営・中小企業政策難易度: 標準2015年度

中小企業診断士 過去問中小企業経営・中小企業政策 第21問

問題

プログラマーのA氏、デザイナーのB氏、セキュリティ専門家のC氏、マーケティング専門家のD氏の4名は、共同でソフトウエアの開発販売事業を計画している。 メンバーのA氏から、事業の進め方について相談を受けた中小企業診断士のE氏は、有限責任事業組合(LLP)の設立を勧め、この事業体を活用するメリットについて、A氏に説明を行った。 E氏の説明として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1議決権と損益分配は出資比率に応じるため、シンプルで分かりやすい制度です。
  2. 2組合事業から発生するリスクに対して、各々が出資の価額の範囲で責任を負います。
  3. 3構成員課税となるため、損失が出れば、各組合員の所得と通算できます。
  4. 4取締役会などの設置が不要です。

正解

1. 議決権と損益分配は出資比率に応じるため、シンプルで分かりやすい制度です。

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解説

有限責任事業組合(LLP)の最大の特徴は「内部自治の原則」であり、議決権や損益分配を出資比率にかかわらず、組合員の合意により自由に定めることができる点にある。出資比率に縛られないため、貢献度(労務出資・専門知識等)に応じた損益分配が可能で、ベンチャーや専門家連携に適している。よって「議決権と損益分配は出資比率に応じる」とするアは不適切(誤り)で正解。イの有限責任、ウの構成員課税(パススルー課税)と損失通算、エの取締役会等の機関設置不要は、いずれもLLPの正しい特徴。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成27年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第21問)

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