問題

選択肢
- 1供給曲線が右下がりであるため、ワルラス的調整を通じて点Eへ収束する力は働かない。
- 2供給曲線の傾きが相対的に急であるため、「蜘蛛の巣理論」による調整を通じて点Eへ収束する力は働かない。
- 3交点よりも価格が高いとき、需要量よりも供給量が多いため、価格調整を通じて点Eへ収束する力が働く。
- 4交点よりも数量が少ないとき、供給価格が需要価格よりも高いため、マーシャル的な数量調整を通じて点Eへ収束する力が働く。
正解
3. 交点よりも価格が高いとき、需要量よりも供給量が多いため、価格調整を通じて点Eへ収束する力が働く。
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解説
本問は通常型(需要曲線右下がり、供給曲線右上がり)の市場の安定性を問う。ア誤:図中の供給曲線は右上がりであり右下がりではない。イ誤:蜘蛛の巣理論(クモの巣安定条件)では「供給曲線の傾きの絶対値>需要曲線の傾きの絶対値」のとき安定であり、本図はその条件を満たすため収束力が働く(収束しないとするのは誤り)。ウ正:均衡価格より高い価格では「超過供給」が生じ、ワルラス的価格調整で価格が下がり均衡Eに収束する。エ誤:均衡数量より少ない数量では「需要価格>供給価格」となり、マーシャル的数量調整で生産が増加して均衡に向かう(高低が逆)。よって正解はウ。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成28年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第14問)
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