問題
選択肢
- 1相手企業のコア・コンピタンスとなっている技術を自社に吸収し、自社の技術水準を上げていくためには、買収よりも独占的ライセンシングを活用する方が適している。
- 2既存の事業が衰退期に入っている場合、当該業界における市場支配力を高めるには、既存の経営資源を活用するための投資を増強していく内部成長よりも、競合企業を買収する方が適している。
- 3国内で高価格な製品を製造・販売している企業が、新興国で新たに低価格製品を販売して短期間のうちに軌道に乗せるためには、現地の同業企業を買収するよりも、独自に販売ルートを開拓していく内部成長の方が適している。
- 4製品メーカーが、稀少性の高い原材料メーカーとの取引を安定化し、取引費用の削減をしていくためには、買収によって自社に取り込むよりも、ライセンシングによって関係を構築する方が適している。
正解
2. 既存の事業が衰退期に入っている場合、当該業界における市場支配力を高めるには、既存の経営資源を活用するための投資を増強していく内部成長よりも、競合企業を買収する方が適している。
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解説
衰退業界で市場支配力を高めるには、内部投資による拡大よりも競合買収による業界再編で市場シェアを獲得する方が効果的であるためイが正しい。アのコア・コンピタンスとなる技術はライセンシングでは表面的な利用に留まり吸収が困難で、買収の方が適する。ウの新興国低価格市場への迅速参入は現地企業買収(販売網・人脈の獲得)が短期成功に有利。エの稀少原材料メーカーとの取引安定化は取引依存度が高くなるため、垂直統合(買収)の方が機会主義的行動を防げる。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成28年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第3問)
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