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企業経営理論難易度: 標準2016年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第3問

問題

(設問3)文中の下線部②の「ブランド開発戦略」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1既存のブランド名を用いて、異なるカテゴリーの新製品を導入することは、当該ブランド名が元の製品カテゴリーと強い結びつきを有している場合には、容易である。
  2. 2同一製品カテゴリーにおいて新しいブランド(群)を適正規模で展開することは、顧客セグメントごとの細かなニーズへの対応を可能にする。それは、製品特徴を際立たせるための有効な手段となる。
  3. 3同一ブランド名で形、色、サイズ、フレーバーなどを変えた製品を同じカテゴリーに導入することにより、小売店頭でより大きなシェルフスペースを確保できたり、バラエティを望む消費者のニーズに応えられたりするので、一般的に、リスクのない新製品導入の方法といえる。
  4. 4ブランドは顧客からの長期的な愛顧を目指すものであるため、同一製品カテゴリーであれ、異なる製品カテゴリーであれ、積極的な新ブランドの開発は一般的に、経営資源の効率的な活用につながる。

正解

2. 同一製品カテゴリーにおいて新しいブランド(群)を適正規模で展開することは、顧客セグメントごとの細かなニーズへの対応を可能にする。それは、製品特徴を際立たせるための有効な手段となる。

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解説

マルチ・ブランド戦略は同一製品カテゴリーで複数ブランドを適正規模で展開し、顧客セグメントごとの細分化されたニーズに対応することで、製品特徴を際立たせる有効な手段となる。イが正しい。アのブランド拡張は元カテゴリーとの結びつきが強すぎると新カテゴリーに違和感を与え(例:石鹸ブランドで食品展開)難しくなる。ウのライン拡張は既存ブランドの希薄化や共食い(カニバリゼーション)リスクがあり「リスクのない」とは言えない。エの積極的な新ブランド開発は経営資源を分散させ非効率となるリスクがあり、必ずしも効率的活用とは言えない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成28年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第31問 設問3)

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