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経済学・経済政策難易度: 2017年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第20問

問題

下表に基づき、国際分業と比較優位について考える。製品P1個を生産するのに、A国では6人の労働が必要であり、B国では30人の労働が必要である。また、製品Q1個を生産するのに、A国では3人の労働が必要であり、B国では60人の労働が必要である。 【A国】製品P:6人 製品Q:3人 【B国】製品P:30人 製品Q:60人 このような状況に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

選択肢

  1. 1A国では、製品Qの労働生産性が相対的に高いので、製品Qの相対価格が高くなる。
  2. 2A国は製品Qに絶対優位があり、B国は製品Pに絶対優位がある。
  3. 3B国は、A国に比べて、製品Pについては1/6、製品Qについては1/12の生産性なので、製品Qに比較優位を持つ。
  4. 41人当たりで生産できる個数を同じ価値とすると、A国では、製品P1個と製品Q2個を交換でき、B国では製品P2個と製品Q1個を交換することができる。

正解

4. 1人当たりで生産できる個数を同じ価値とすると、A国では、製品P1個と製品Q2個を交換でき、B国では製品P2個と製品Q1個を交換することができる。

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解説

ア誤:A国はPに6人・Qに3人なのでQの生産性が高い(Pの2倍生産可能)が、生産性が高い財ほど相対価格は「低く」なる。イ誤:A国は製品P・Qともに少ない労働で生産でき両財に絶対優位を持つ。ウ誤:B国のA国比生産性はP:6/30=1/5、Q:3/60=1/20であり、B国はPに比較優位を持つ(数値の組み合わせも比較もウは誤り)。エ正:A国では6人でP1個・3人でQ1個=6人でQ2個生産可、よってP1個=Q2個。B国では60人でQ1個・30人でP1個=60人でP2個生産可、よってP2個=Q1個。よって正解は「エ」。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成29年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第20問)

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