問題
選択肢
- 1技術開発と市場開拓が並行して事業化が進行すれば、技術開発面の課題を早期に発見して、その解消活動が販売における課題解決に結びつくので、基礎研究成果を応用研究につなぐ際のダーウィンの海と呼ばれる課題の克服に有効である。
- 2技術や市場が新規の製品の開発に取り組む場合、現場で培った経験や知識の活用が開発時間やコストを節約するキーポイントになる。
- 3新製品の事業化では、顧客や市場の評価を早期に把握して、その結果を開発活動にフィードバックして、場合によっては開発段階が後戻りすることを許容する方が新製品の迅速な立ち上げに有利に働く。
- 4プロジェクトのある段階から次の段階への移行ごとにチェックポイントを設けるステージゲート管理では、移行可否の判断基準の設定や移行可否の権限が各段階に与えられないため、管理が甘くなって見込みの低いプロジェクトを温存することになりやすい。
- 5プロジェクトの複数の段階の活動を同時に並行して行うと、開発の早い段階からプロジェクト内で情報交換が進むが、情報の複雑性も高くなるので、開発期間が延びたり、開発コストが余計にかかりやすくなる。
正解
3. 新製品の事業化では、顧客や市場の評価を早期に把握して、その結果を開発活動にフィードバックして、場合によっては開発段階が後戻りすることを許容する方が新製品の迅速な立ち上げに有利に働く。
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解説
新製品開発の進捗管理を問う。ウは正しい。顧客・市場評価を早期に把握し開発段階の後戻り(イテレーション)を許容することで、リーンスタートアップ的なアプローチによる迅速な立ち上げが可能となる。アはダーウィンの海は基礎研究→応用研究ではなく事業化(製品化)の壁。イは技術・市場とも新規の場合は既存の経験・知識が通用しにくいケースが多い。エはステージゲート管理は各ゲートに明確な判断基準・権限を設けるのが本来で、見込みの低いプロジェクトを早期に中止する仕組み。オはコンカレント・エンジニアリングは並行作業で開発期間を短縮するのが目的で延びるは誤り。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成29年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第10問)
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