問題
選択肢
- 1異なる利害関係者が関わる組織においては、コンフリクトなどが頻繁に発生するため、組織アイデンティティは効果を発揮することができない。
- 2組織アイデンティティは、業界内の自社の競争上のポジションなどを認識することを通じて確立されるもので、トップマネジメントが経営理念や組織文化に反映していく自社のイメージを意味する。
- 3組織アイデンティティは、組織の構成員による自己認識であるため、組織の外部からの影響を受けて変化する可能性が少なく、組織に強い一体感をもたらす効果がある。
- 4組織アイデンティティは、他者から自社がどう見られているかを映し出すとともに自社のイメージを他者に印象付け、組織文化に埋め込まれると同時に組織文化の理解を表したものとなる。
- 5単一の組織アイデンティティは外部環境への適応に対する抵抗要因となるため、複数の組織アイデンティティを持つことが、環境への過剰適応を生み出す可能性がある。
正解
4. 組織アイデンティティは、他者から自社がどう見られているかを映し出すとともに自社のイメージを他者に印象付け、組織文化に埋め込まれると同時に組織文化の理解を表したものとなる。
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解説
組織アイデンティティ(オルブリック&ホイットンら)の理解を問う。エは正しい。組織アイデンティティは他者の認識(image・外部視点)と自己認識(construed image・内部視点)の双方を反映し、組織文化に埋め込まれかつ組織文化への理解を表現するという双方向の性質を持つ。アはコンフリクトがあっても組織アイデンティティは統合の機能を果たしうる。イはトップ主導の経営理念だけでなく構成員の自己認識も含むより広い概念。ウは組織アイデンティティは外部評価・社会的相互作用の影響を強く受け変化しうる。オは複数アイデンティティ保有は環境変化への適応力を高める要因であり過剰適応とは異なる。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成29年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第21問)
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