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財務・会計難易度: 2018年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第2問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 経済命数がいずれも2年で初期投資額Iが同一である2つの投資案AとBがある。各投資案の各期のキャッシュフローR1、R2が以下のように予測されている。いずれも資本コストは5%であり、そのときの内部収益率rと正味現在価値NPVが以下のように計算されている。 投資案A:I=-100万円、R1=10万円、R2=120万円、r=14.7%、NPV=18.4万円 投資案B:I=-100万円、R1=100万円、R2=20万円、r=17.1%、NPV=13.4万円 (設問2)投資案Aと投資案Bのいずれを採択すべきか。①結論と②その根拠を示す計算方法の組み合わせとして、最も適切なものを選べ。
財務・会計の図表

選択肢

  1. 1①:投資案A ②:差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。
  2. 2①:投資案A ②:差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。
  3. 3①:投資案B ②:差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。
  4. 4①:投資案B ②:差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率を資本コストとして正味現在価値を計算する。

正解

1. ①:投資案A ②:差額投資案A-Bを計算し、その内部収益率または正味現在価値を計算する。

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解説

相互排他的投資案でIRR法とNPV法が異なる結論を出す場合、原則としてNPV法を採用すべきとされる(NPV法の方が企業価値最大化に直結する)。本問ではAのNPV(18.4)>BのNPV(13.4)でAを採択する。検証方法として差額投資案A-B(I=0、R1=-90、R2=+100、NPV=5)を計算し、その差額のNPVがプラス(または資本コストを上回るIRRを持つ)であればAが優位と判断できる。よってアが適切。イとエの「内部収益率を資本コストとして」は文脈が不明瞭で計算方法として正しくない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成30年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第22問 設問2)

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