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経済学・経済政策難易度: 標準2019年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第20問

問題

規模に関する収穫一定を想定するとき、経済学では、この性質を満たすものとして以下のようなコブ=ダグラス型生産関数をしばしば利用する。この生産関数に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 Y=AN^α K^(1-α) (Y:生産量、N:労働投入量、K:資本投入量、A:技術水準、0<α<1、A>0)

選択肢

  1. 11-αは、労働分配率を意味する。
  2. 2資本投入量と労働投入量がいずれも2倍になると、生産量も2倍になる。
  3. 3労働投入量が増加すると、労働と資本の代替の弾力性は逓減する。
  4. 4労働の成長率と資本の成長率の和は、「全要素生産性」と呼ばれる。

正解

2. 資本投入量と労働投入量がいずれも2倍になると、生産量も2倍になる。

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解説

コブ=ダグラス型生産関数 Y=AN^α K^(1-α) は規模に関する収穫一定(α+(1-α)=1)の性質を持つ。イ正:労働と資本を2倍にするとY=A(2N)^α(2K)^(1-α)=2A・N^α・K^(1-α)=2Yで、生産量も2倍になる(一次同次関数)。ア誤:αが労働分配率、1-αは資本分配率を意味する。ウ誤:コブ=ダグラス型では代替の弾力性は常に1で一定(変化しない)。エ誤:全要素生産性(TFP)はAの成長率(技術進歩率)を指し、労働・資本の成長率の和ではない。成長会計式では成長率=α×N成長率+(1-α)×K成長率+A成長率。よって正解はイ。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和元年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第20問)

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