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企業経営理論難易度: 標準2019年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第28問

問題

製品ライフサイクルの各段階に対応したマーケティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1成熟期に入ると市場はより多くの消費者に支えられるようになるため、技術的に、より複雑で高度な製品の人気が高まる。
  2. 2導入期に他社に先駆けていち早く市場の主導権をとることが重要なので、投資を抑えつつ競合他社から明確に差別化された製品やサービスを導入期に投入することが望ましい。
  3. 3導入期の主要顧客は市場動向や他者の行動を見ながら製品・サービスの購入を決める追随型採用者なので、このような消費者が抱える問題を解決できる製品・サービスを投入することが望ましい。
  4. 4導入期や成長期において市場の業界標準が成立する場合、これに準拠する、または対抗するなど、成立した業界標準に対応したマーケティングを実行することが望ましい。

正解

4. 導入期や成長期において市場の業界標準が成立する場合、これに準拠する、または対抗するなど、成立した業界標準に対応したマーケティングを実行することが望ましい。

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解説

エは導入期・成長期における業界標準(デファクト/デジュール標準)の成立に対する対応の必要性を述べており正しい。業界標準が確立する局面では、自社製品を標準準拠(互換性確保)させるか、明確に差別化された対抗規格として位置づけるか、戦略的判断が求められる(例:VHS vs Beta、ブルーレイ vs HD DVD)。アは成熟期では消費者層が拡大することで「より使いやすく簡素化された製品」「コモディティ化した製品」の人気が高まる傾向であり、複雑高度製品が人気になるとは限らない。イは導入期で市場の主導権を握るためには、投資を抑制するのではなく十分な投資(広告・販促・流通整備等)と差別化が必要。ウは導入期の主要顧客はイノベーター・アーリーアダプター(先進的・冒険的)であり、市場動向を見て購入する追随型採用者(アーリー・マジョリティ以降)は成長期の主要顧客。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和元年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第28問)

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