問題
選択肢
- 1観察法には、実験的条件下の調査対象者の行動を観察する方法や、調査者自らが体験しその体験自体を自己観察する方法が含まれる。
- 2グループインタビューの司会者は、複数の参加者と均一な距離を保つことが求められる。共感を示したり、友好的関係を築こうとしたりしないほうがよい。
- 3デプスインタビューでは、考え方や価値観、行動スタイル、嗜好などを聞くことが可能である。また、グループインタビューと比較すると、他の参加者の影響を受けにくく、一人当たりの調査コスト(金銭および時間)は低い。
- 4リード・ユーザー法は、例えば、市場の規模や競合に対する競争力を確認するために、主として検証的調査で用いられる。
正解
1. 観察法には、実験的条件下の調査対象者の行動を観察する方法や、調査者自らが体験しその体験自体を自己観察する方法が含まれる。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
アは観察法(observation)の手法分類に関する適切な記述で正しい。観察法には①自然観察法(自然な状況での行動観察)、②実験的観察法(実験的に統制された条件下での観察)、③自己観察法(調査者自らが顧客と同じ体験をし、自己観察する方法、エスノグラフィック調査やインサイダー観察)等が含まれる。イのグループインタビューの司会者(モデレーター)は、参加者との心理的距離を保ちつつも共感を示し友好的雰囲気を醸成することで、参加者の本音や深い情報を引き出すことが必要(共感なしでは深い情報取得困難)。ウのデプスインタビューは個別深掘り型で他参加者の影響は受けにくいが、1対1のため「一人当たりの調査コストは高い」(時間・金銭ともグループインタビューより高コスト)。エのリード・ユーザー法(フォン・ヒッペル)は先進的ユーザーから新製品アイデア・革新の方向性を探索する手法で「探索的調査」に分類され、市場規模・競争力確認等の検証的調査ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和元年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第32問 設問2)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート