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企業経営理論難易度: 標準2019年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第3問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 製品開発を効果的に行うために、多くの場合、企業担当者は製品開発プロセスを段階的に管理・実行している。それぞれの段階において、調査や実験を行い、それぞれの分析結果に基づき意思決定を繰り返すことで、新製品の成功確率を高めるよう努めている。 (設問3)文中の下線部③の分析方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 12つの要素間の因果関係は、相関係数を算出することによって確認できる。
  2. 2異なる性質を持つ対象が混在しているとき、クラスター分析を用いて、似ている対象から構成される相互に排他的なグループに分類することがある。
  3. 3順序尺度で測定された回答の集計では、一般的に、中央値と平均値が算出される。
  4. 4例えば、特定店舗での消費金額に男女で差があるのかを確認したいときには、男女それぞれが消費する金額の平均値を求め、それらの平均値の間に統計的有意差があるといえるのかを、カイ二乗検定を用いて調べるとよい。

正解

2. 異なる性質を持つ対象が混在しているとき、クラスター分析を用いて、似ている対象から構成される相互に排他的なグループに分類することがある。

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解説

イはクラスター分析(cluster analysis)の用途に関する適切な記述で正しい。クラスター分析は多変量解析の一手法で、対象(顧客、製品等)の類似性に基づいて相互に排他的(重複なし)かつ網羅的なグループ(クラスター)に分類する手法。マーケット・セグメンテーション等で広く用いられる。アは相関係数は「相関関係(共変動の強さ)」を測定するもので、因果関係(一方が原因・他方が結果)は測定できない。因果関係の検証には実験・パネルデータ分析・因果推論手法等が必要。ウは順序尺度(リッカート尺度の評価等)では、加減算の操作に意味がないため一般的には「中央値」が代表値として算出され、「平均値」は厳密には適切でない(実務上は便宜的に算出されることもある)。エは平均値の差の検定には「t検定」(または分散分析)を用いるべきで、「カイ二乗検定」はクロス集計表における名義尺度(カテゴリ変数)同士の独立性検定に用いる手法。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和元年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第32問 設問3)

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