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経済学・経済政策難易度: 2020年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第9問

問題

価格や賃金の硬直性に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a SNSを利用したクーポンは、メニュー・コストを引き下げるため、価格の硬直性の要因となる。 b 企業が優秀な人材を確保するために効率賃金の水準で賃金を支払うことは、賃金の下方硬直性の要因となる。 c 消費者の属性に応じて多様な価格設定を用意することは、メニュー・コストを引き上げるため、価格の硬直性の要因となる。 d 名目賃金よりも価格が下方硬直的であることは、実質賃金の下方硬直性の要因となる。

選択肢

  1. 1aとb
  2. 2aとd
  3. 3bとc
  4. 4cとd

正解

3. bとc

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解説

a誤:SNSクーポンはメニュー・コスト(価格改定コスト)を「引き下げる」ため、価格は柔軟に変動しやすくなり、硬直性の「緩和」要因となる。b正:効率賃金仮説では企業は労働者の生産性を維持するため均衡賃金より高い水準で賃金を支払い、不況でも下げにくくなるため賃金の下方硬直性の要因となる。c正:価格設定パターンが多様化すれば改定コスト(メニュー・コスト)が上昇し、価格の硬直性が高まる。d誤:実質賃金=名目賃金/価格水準。名目賃金より価格が下方硬直的なら、不況時に物価が下がらず実質賃金は「上昇」して下方硬直性ではない。よってbとcの「ウ」が正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第9問)

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