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経済学・経済政策難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第15問

問題

製品に関する情報が偽って宣伝されると、市場メカニズムに多大な悪影響を与える。この点に関連して、次の文章の空欄AおよびBに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 情報の非対称性により、消費者が市場に流通している製品の品質につき、十分な情報を得ることができない場合がある。アカロフによる「レモン市場」の考え方によれば、その場合には A により、平均的な品質が B することが知られている。

選択肢

  1. 1A:逆選択 B:上昇
  2. 2A:逆選択 B:低下
  3. 3A:モラルハザード B:上昇
  4. 4A:モラルハザード B:低下

正解

2. A:逆選択 B:低下

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解説

アカロフの「レモン市場(中古車市場)」は、売り手と買い手の間に品質に関する情報の非対称性が存在する取引契約前の問題を扱う。買い手は品質を見分けられないため平均的な品質に見合った価格しか払おうとせず、その価格では良質な財(優良車)の売り手が市場から退出し、質の悪い財(レモン=欠陥車)ばかりが残ってしまう。 この、質の悪いものが市場に選び取られていく現象を「逆選択(逆淘汰)」という(空欄A)。その結果、市場に流通する製品の平均的な品質は「低下」する(空欄B)。なお「モラルハザード」は契約後に行動が観察できないことから生じる問題で本問とは局面が異なる。したがって正しい組み合わせはA:逆選択、B:低下で、正解はイである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第15問)

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