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財務・会計難易度: 標準2020年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第18問

問題

ある企業において、業績が良くなると判断される新情報が市場に流れた場合(t=0)、投資家が合理的に行動するならば、この企業の株式の超過収益率をグラフにしたものとして、最も適切なものはどれか。 (4つのグラフから選択:ア:t=0で一時的に大きく上昇しすぐに0付近に戻る/イ:t=0で階段状に大きく上昇しその水準を維持/ウ:t=0で大きく下落しすぐに0付近に戻る/エ:t=0で階段状に大きく下落しその水準を維持)
財務・会計の図表

選択肢

  1. 1アのように、t=0時点で一時的に大きく上昇しすぐに0付近に戻るグラフ
  2. 2イのように、t=0時点で階段状に上昇しその水準を維持するグラフ
  3. 3ウのように、t=0時点で大きく下落しすぐに0付近に戻るグラフ
  4. 4エのように、t=0時点で階段状に下落しその水準を維持するグラフ

正解

1. アのように、t=0時点で一時的に大きく上昇しすぐに0付近に戻るグラフ

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解説

効率的市場仮説(セミストロング型)によれば、業績の良い新情報は公表された瞬間(t=0)に株価へ瞬時に織り込まれ、超過収益率は一時的に正の値を示すが、その後の株価変動は通常の確率過程に従い、超過収益率は速やかにゼロ付近に戻る。よってアが正解。イのように継続的に正の超過収益率が維持されるのは市場が非効率(情報の織り込みに時間を要する)であることを意味し、合理的市場では生じない。ウ・エは悪材料に対する反応(下落)であり、業績好転情報の場合とは反対方向である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第18問)

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