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経営法務難易度: 標準2020年度

中小企業診断士 過去問経営法務 第6問

問題

以下の会話は、X株式会社(以下「X社」という。)の取締役甲氏と、中小企業診断士であるあなたとの間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。 なお、X社は、会社法上の大会社ではなく、かつ公開会社ではない。 甲氏:「X社は、これまで、私一人が取締役として事業を行っていましたが、今後、会社を大きくしたいので、まず手始めに取締役の人数を増やしたいと思っています。株式会社の機関設計には、いろいろな組み合わせがあると聞いて悩んでいます。どうしたらよいでしょうか。」 あなた:「取締役会を設置するかについては、どのように考えていますか。」 甲氏:「取締役会を設置したいと考えています。」 あなた:「そうすると、X社では、取締役会を設置するということなので、 A 。監査役については、何か考えていますか。」 (設問1)会話の中の空欄Aに入る記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1甲氏以外の取締役を選任する場合、取締役は法人でも構いません
  2. 2取締役の人数については、甲氏を含めて2人いればよく、3人までは必要ありません
  3. 3取締役の人数については、甲氏を含めて3人以上必要になります
  4. 4取締役の人数については、甲氏を含めて4人以上必要になり、そのうち1人は社外取締役でなければなりません

正解

3. 取締役の人数については、甲氏を含めて3人以上必要になります

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解説

会社法331条5項により取締役会設置会社では取締役は3人以上でなければならない。よってウが適切。アは会社法331条1項1号により取締役は法人ではなれない(自然人に限る)。イは取締役会設置会社の取締役は最低3人必要なので、2人では足りない。エは公開会社でない大会社でもない会社では、取締役会設置会社であっても社外取締役の設置義務はない(会社法327条の2は監査役会設置会社で公開大会社などに限られ、本問のX社には適用されない)。なお、令和元年改正により監査役会設置会社で有価証券報告書提出義務がある会社は社外取締役の設置が義務化されたが、X社は公開会社でないため対象外。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第6問 設問1)

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