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財務・会計難易度: 2021年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第18問

問題

モジリアーニとミラーの理論(MM理論)に基づく資本構成に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1自己資本による資金調達はコストが生じないので、負債比率が低下するほど企業価値は増加する。
  2. 2倒産リスクの高低は、最適資本構成に影響する。
  3. 3負債比率が非常に高くなると、自己資本コストは上昇するが、負債コストは影響を受けない。
  4. 4法人税が存在する場合、負債比率の水準は企業価値に影響しない。

正解

2. 倒産リスクの高低は、最適資本構成に影響する。

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解説

MM理論の修正版(倒産コストを考慮)では、負債比率が高まると倒産リスクが増加し、これによる倒産コスト(弁護士費用や信用低下等)が企業価値を毀損するため、節税効果と倒産コストのトレードオフから最適資本構成が存在する。よってイが適切。アは自己資本にも機会費用(株主の要求収益率)が存在しコストがある。ウは負債比率上昇時、自己資本コストもリスク増で上昇するが、負債コストもデフォルトリスクで上昇する。エは法人税を考慮するMM第1命題の修正版では、節税効果により負債比率が高いほど企業価値は増加する。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和3年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第17問)

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