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財務・会計難易度: 2022年度

中小企業診断士 過去問財務・会計 第23問

問題

投資の評価基準に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 回収期間が短いほど、内部収益率は高くなる。 b 回収期間法では、回収後のキャッシュフローを無視している。 c 正味現在価値法では、投資によって生じる毎年のキャッシュフローの符号が複数回変化する場合、異なるいくつかの値が得られる場合がある。 d 内部収益率法を用いて相互排他的投資案を判定すると、企業価値の最大化をもたらさないことがある。

選択肢

  1. 1aとb
  2. 2aとc
  3. 3bとc
  4. 4bとd
  5. 5cとd

正解

4. bとd

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解説

bは正しい:回収期間法は投資額の回収完了時点までしか評価せず、それ以降のCFを無視するため、長期的に大きな利益を生む案を過小評価する欠点がある。dも正しい:相互排他的投資案ではIRR最大の案がNPV最大とは限らず(投資規模やCFパターンが異なる場合)、企業価値最大化と乖離することがある。aは誤り:回収期間が短くてもその後のCFが小さい案ではIRRは低くなることがあり、必ずしも比例しない。cは誤り:複数IRRが生じる問題はNPV法ではなく「IRR法」の欠点(CF符号が複数回変化する場合、IRRが複数解を持つ)。NPV法は割引率を一意に決めるため複数値にはならない。よって正解はエ(bとd)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第21問)

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