問題
選択肢
- 1完全子会社を新設し、海外市場に進出する形態をブラウンフィールドと呼び、1980年代に日本企業が海外に進出するとき、この方法が多用された。
- 2企業が他の国の会社を買収することをクロスボーダー企業買収と呼び、海外進出形態の中で最も時間のかかる参入方法である。
- 3戦略的提携による海外進出とは、提携に参加するすべての企業が出資をした上で、進出国のパートナーと進出国で事業を行うことである。
- 4ライセンス契約で海外進出をする場合、契約が失効した後、ライセンシーがライセンサーの競合企業となるリスクがある。
正解
4. ライセンス契約で海外進出をする場合、契約が失効した後、ライセンシーがライセンサーの競合企業となるリスクがある。
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解説
ライセンス契約による海外進出では、ライセンシー(被供与側)が契約期間中に得た技術・ノウハウ・ブランド情報を用いて、契約失効後に自社製品として展開し、ライセンサー(供与側)の競合企業となるリスクが存在し、エが正しい。これはライセンス供与の典型的な技術流出リスクである。アは完全子会社を新設して進出するのは「グリーンフィールド投資」と呼ばれ、既存企業を買収して進出するのが「ブラウンフィールド投資」。1980年代の日本企業の海外進出はグリーンフィールドが多用された(米国の現地工場新設等)。イのクロスボーダー企業買収は買収完了後に直ちに事業を運営できるため海外進出形態の中で「最も時間が短い」参入方法である(時間のかかる方法ではない)。ウの戦略的提携は必ずしも全参加企業が出資するわけではなく、契約・共同研究・技術提携など多様な形態がある。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第11問)
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