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企業経営理論・経営戦略難易度: 標準2025年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・経営戦略 第3問

問題

VRIOフレームワークに基づけば、自社の経営資源の模倣困難性は企業の持続的な競争優位性を左右する。競合企業が経営資源を模倣する際のコスト上の不利をもたらし、自社の経営資源の模倣困難性を高める要因として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1競合企業には他に将来性が高く注力するべき経営資源があること。
  2. 2自社が歴史的な経緯で長い時間をかけて、独自の経営資源を獲得してきたこと。
  3. 3自社の経営資源がどのように競争優位性につながっているのかが既に明確になっており、業界に知れ渡っていること。
  4. 4自社の経営資源の価値が特定の市場だけに限定されており、他市場では活用できないこと。
  5. 5自社の経営資源を代替できる別の経営資源が外部の企業から調達可能であること。

正解

2. 自社が歴史的な経緯で長い時間をかけて、独自の経営資源を獲得してきたこと。

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解説

バーニーのVRIOフレームワークにおける模倣困難性(Imitability)の源泉は、①歴史的経路依存性、②因果関係の不明性、③社会的複雑性、④特許等の法的保護の4つが挙げられる。イは長年の歴史的経緯で独自に蓄積された経営資源は経路依存性が高く模倣コストを引き上げるため正しい。アは競合の事情で自社の模倣困難性が決まるわけではない。ウは因果関係が明確で業界に知れ渡れば容易に模倣されるため不適切。エは資源の汎用性の話で模倣困難性とは別問題。オは代替可能性が高いため模倣困難性は低い。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和7年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第3問)

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