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企業経営理論・経営戦略難易度: 標準2024年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論・経営戦略 第1問

問題

H. ミンツバーグによって提唱された創発的戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1創発的戦略とは、「意図された戦略」を「計画された戦略」に落とし込むための方策を表した概念である。
  2. 2創発的戦略とは、新たな事業ドメインをつくり出すための戦略と定義される。
  3. 3創発的戦略とは、企業が新たな市場・製品分野に進出する際、シナジー効果の創出を意図する戦略である。
  4. 4創発的戦略とは、組織形態が戦略の選択肢を狭めるという、戦略策定過程の性質を表した概念である。
  5. 5創発的戦略とは、もともとの経営計画には組み込まれておらず偶発的に起こった事象に対応することで、事後的に生み出される戦略のことである。

正解

5. 創発的戦略とは、もともとの経営計画には組み込まれておらず偶発的に起こった事象に対応することで、事後的に生み出される戦略のことである。

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解説

ミンツバーグは戦略を「意図された戦略(intended strategy)」と「実現された戦略(realized strategy)」に区別し、後者には①意図通り実現された「計画的戦略(deliberate strategy)」と②事前計画にはなかったが事後的に形成される「創発的戦略(emergent strategy)」が含まれるとした。オは創発的戦略の定義に合致し正しい。アは計画的戦略の説明、イは事業ドメインの定義、ウはシナジー戦略の説明、エは「組織は戦略に従う」「戦略は組織に従う」というチャンドラー=アンゾフ論争に近い記述で、いずれも創発的戦略の説明としては不適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第1問)

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