問題
選択肢
- 1業務プロセスを変革したとしても、それと整合するように組織構造や業績評価システムといった他のサブシステムも併せて変革しない限り、変革を元に戻す組織的な作用が働きやすいから。
- 2現状の資源配分パターンから最も大きな利益を得ている部門は、環境変化に伴う資源配分パターンの変革を脅威と見なし抵抗する傾向があるから。
- 3支援的な組織風土によって組織の心理的安全性を高めに維持しようとする構造的慣性が組織には存在するから。
- 4従業員が所属する集団の規範が、変革に対する従業員の前向きな考えや行動を抑制するように作用する可能性があるから。
- 5従業員の思考や行動を同質化する組織社会化のプロセスが、組織の革新性を阻害する可能性があるから。
正解
3. 支援的な組織風土によって組織の心理的安全性を高めに維持しようとする構造的慣性が組織には存在するから。
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解説
心理的安全性は新しい挑戦や失敗を許容する組織風土を指し、変革を促進する要因であり、変革への抵抗の理由とはならない。むしろ心理的安全性が高い組織は変革に前向きであり、心理的安全性を構造的慣性とする記述は変革への抵抗理由として最も不適切で正解。複数サブシステムの一部のみを変革しても他のサブシステムの慣性が変革を巻き戻すという記述は抵抗理由として適切。既得権益を持つ部門が資源配分パターンの変革に抵抗するという記述も適切。集団規範による同調圧力が変革を抑制する例も適切。組織社会化(新入社員等が組織文化を内面化するプロセス)は思考の同質化を生み、革新性・多様性を阻害する可能性があるため変革への抵抗理由として適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第23問)
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