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経済学・経済政策難易度: 2025年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第1問

問題

【第18問(設問1)】ある国際的に規格化された財に対する関税の効果を考える。国際市場でPfの価格が成立している当該財の国内需要曲線はD、国内供給曲線はSである。閉鎖経済の下ではPcの市場価格が成立する。自由貿易体制から輸入財1単位当たり一定の関税が賦課されたことで、国内価格はPdに上昇した。当初の自由貿易下における状況に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを選べ。 a この財を生産する国内企業の供給量はQ4である。 b 消費者余剰は、閉鎖経済の場合に比べて四角形PcPfIBだけ大きい。 c 生産者余剰は、閉鎖経済の場合に比べて四角形PdPfFCだけ小さい。 d 社会的余剰は、閉鎖経済の場合に比べて三角形BFIだけ大きい。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1a:正 b:正 c:正 d:誤
  2. 2a:正 b:誤 c:誤 d:正
  3. 3a:誤 b:正 c:正 d:正
  4. 4a:誤 b:正 c:正 d:誤
  5. 5a:誤 b:正 c:誤 d:正

正解

5. a:誤 b:正 c:誤 d:正

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解説

自由貿易下では国際価格Pfで取引され、国内供給量はSとPfの交点であるQ1(Q4ではない)(a誤)。閉鎖経済(価格Pc)と比べて自由貿易(価格Pf)では消費者は価格低下分の消費者余剰増加=四角形PcPfIB(b正)。生産者は閉鎖経済より価格低下で生産者余剰減少だが、関税後の価格Pdではなく閉鎖経済時の価格Pcとの比較なので、PcとPfで囲まれた台形を計算する必要があり、四角形PdPfFCではない(c誤)。社会的余剰は自由貿易の方が大きく、増加分は閉鎖経済時の三角形BFI(d正)。よってa誤・b正・c誤・d正の「オ」が正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和7年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第18問 設問1)

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