問題
抑肝散(よくかんさん)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1神経の高ぶり・興奮・不眠を伴う症状に用いられ、認知症の周辺症状にも応用される
- 2体力充実した人の感冒に用いる
- 3小児の便秘の第一選択である
- 4甘草を含まないため偽アルドステロン症の懸念はない
正解
1. 神経の高ぶり・興奮・不眠を伴う症状に用いられ、認知症の周辺症状にも応用される
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解は「神経の高ぶり・興奮・不眠を伴う症状に用いられ、認知症の周辺症状にも応用される」である。抑肝散は体力中等度をめやすに、神経がたかぶって怒りっぽい、いらいらする、眠れないといった症状や、小児の疳の虫(夜泣き・ひきつけ)に用いられ、近年は認知症に伴う興奮・不穏などの周辺症状にも応用される。甘草を含むため偽アルドステロン症のおそれがあり、特に高齢者では低カリウム血症などに注意が必要である。したがって「甘草を含まないため偽アルドステロン症の懸念はない」は誤りである。感冒や便秘の処方でもない点も含め、適応と甘草の注意が頻出する。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習