問題
クロルフェニラミンマレイン酸塩に関する記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- 1d体(dl体ではない)が単独で配合される製剤は、ラセミ体(dl体)に比べ少ない量で同等の効果が得られる。
- 2プロドラッグであるため肝臓で代謝されてから効果を発揮する。
- 3抗コリン作用を持たない。
- 4緑内障の人にも安全に使用できる。
- 5中枢神経系に作用しないため、服用しても眠気を生じることはない。
正解
1. d体(dl体ではない)が単独で配合される製剤は、ラセミ体(dl体)に比べ少ない量で同等の効果が得られる。
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解説
正解は「d体が単独で配合される製剤は、ラセミ体(dl体)に比べ少ない量で同等の効果が得られる」とする記述である。クロルフェニラミンマレイン酸塩のうちd体(d-クロルフェニラミン)は光学活性体で、ラセミ体(dl体)よりも少ない量で同等の抗ヒスタミン効果が得られるため、この記述が正しい。誤答肢では、「プロドラッグであるため肝臓で代謝されてから効果を発揮する」とする記述は、クロルフェニラミンがプロドラッグではなくそれ自体が活性をもつため誤り。「抗コリン作用を持たない」とする記述は、第一世代抗ヒスタミン成分であるクロルフェニラミンが抗コリン作用も併せもつため誤り。「緑内障の人にも安全に使用できる」とする記述は、抗コリン作用により眼圧上昇や排尿困難を招くおそれがあり症状を悪化させるため誤り。第一世代抗ヒスタミン成分の抗コリン作用と、緑内障・前立腺肥大・排尿困難への注意は頻出。手引き第3章。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習