問題
ジフェンヒドラミン塩酸塩に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1抗ヒスタミン作用に加え、強い眠気を生じる。
- 2乳汁中に移行することがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合は授乳を避ける必要がある。
- 3催眠鎮静薬として使用されることもある。
- 4緑内障の人に推奨される成分である。
- 5抗コリン作用を併せ持つため、排尿困難の症状がある人では症状を悪化させるおそれがある。
正解
4. 緑内障の人に推奨される成分である。
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解説
正解は「緑内障の人に推奨される成分である」とする記述(誤り)である。ジフェンヒドラミン塩酸塩は抗コリン作用を併せもち、眼圧を上昇させるおそれがあるため緑内障の人では使用を避ける必要がある。よって「緑内障の人に推奨される成分」とする記述が誤りで正答となる。他の肢は正しく、「抗ヒスタミン作用に加え強い眠気を生じる」とする記述は、ジフェンヒドラミンが中枢に移行しやすく強い眠気を生じるため正しい。この催眠作用を逆に利用したのが睡眠改善薬の主成分としての用途である。「乳汁中に移行するため授乳を避ける必要がある」とする記述は、乳児に昏睡を生じるおそれがあるため正しい。「催眠鎮静薬として使用されることもある」とする記述は正しい。抗コリン作用による緑内障への注意と乳汁移行は頻出。手引き第3章。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習