問題
アレルギー用薬に配合される抗ヒスタミン成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1ケトチフェンフマル酸塩(第二世代)は、ヒスタミンの遊離を抑制する作用も有する。
- 2第二世代抗ヒスタミン薬は、第一世代と比べて中枢移行性が高く、強い眠気を生じる。
- 3エピナスチン塩酸塩(第二世代)は、抗ヒスタミン作用に加え、ロイコトリエン遊離抑制作用を有する。
- 4メキタジンはフェノチアジン系の抗ヒスタミン成分で、まれにショック・肝機能障害等の重篤な副作用を生じることがある。
正解
2. 第二世代抗ヒスタミン薬は、第一世代と比べて中枢移行性が高く、強い眠気を生じる。
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解説
正解は2(誤り)。第二世代抗ヒスタミン薬は、第一世代と比べて中枢(脳)への移行性が低くなるよう設計されており、眠気などの中枢抑制作用が軽減されている点が特徴である。したがって「中枢移行性が高く、強い眠気を生じる」とする2は逆の記述で誤りとなり、これが正答である。他の肢は正しく、1のケトチフェンフマル酸塩はヒスタミンH1受容体拮抗作用に加えてヒスタミンの遊離を抑制する作用も有するため正しい。3のエピナスチン塩酸塩も抗ヒスタミン作用に加えロイコトリエン等の遊離抑制作用を有するため正しい。4のメキタジンはフェノチアジン系の抗ヒスタミン成分で、まれにショック(アナフィラキシー)・肝機能障害・血小板減少等の重篤な副作用を生じることがあり正しい。第一世代と第二世代の中枢移行性の違いは頻出。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習