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金融商品難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題金融商品 第70問

問題

破産更生債権等に分類した貸付金¥3,000,000について、担保・保証による回収見込額¥1,200,000を除いた残額の全額を貸倒引当金として設定する(既設定なし、財務内容評価法)。

選択肢

  1. 1(借) 貸倒引当金繰入 3,000,000 / (貸) 貸倒引当金 3,000,000
  2. 2(借) 貸倒引当金繰入 1,200,000 / (貸) 貸倒引当金 1,200,000
  3. 3(借) 貸倒引当金繰入 1,800,000 / (貸) 貸倒引当金 1,800,000
  4. 4(借) 貸倒損失 1,800,000 / (貸) 貸付金 1,800,000

正解

3. (借) 貸倒引当金繰入 1,800,000 / (貸) 貸倒引当金 1,800,000

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解説

正しい仕訳は、借方「貸倒引当金繰入 ¥1,800,000」、貸方「貸倒引当金 ¥1,800,000」である。破産更生債権等とは、破産・清算・会社更生・手形交換所の取引停止処分など、経営破綻またはそれに準ずる状態に陥った債務者に対する債権をいい、貸倒れの危険が最も高い区分である。この区分では、債権額から担保の処分見込額や保証による回収見込額を控除した残額の全額を貸倒引当金として設定する。回収見込みのない部分は丸ごと貸倒れに備える、という最も保守的な見積りである。計算は、債権額¥3,000,000-回収見込額¥1,200,000=¥1,800,000となる。誤りやすいのは、貸倒懸念債権のように見積率(50%等)を掛けてしまう点や、回収見込額を控除せず全額を引き当てる点である。破産更生債権等は残額全額が対象だが、担保等で回収できる¥1,200,000は除く点を押さえる。なお回収不能が確定すれば、引当金を取り崩して貸倒損失に振り替え、債権を直接減額する処理へ進む。

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