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圧縮記帳難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題圧縮記帳 第128問

問題

火災未決算¥3,000,000で処理していた焼失建物について、保険金¥4,000,000が確定し当座預金に入金された。保険差益を認識する仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 3,000,000, 保険差益 1,000,000 / (貸) 火災未決算 4,000,000
  2. 2(借) 当座預金 4,000,000 / (貸) 火災未決算 4,000,000
  3. 3(借) 当座預金 4,000,000 / (貸) 火災未決算 3,000,000, 火災損失 1,000,000
  4. 4(借) 当座預金 4,000,000 / (貸) 火災未決算 3,000,000, 保険差益 1,000,000

正解

4. (借) 当座預金 4,000,000 / (貸) 火災未決算 3,000,000, 保険差益 1,000,000

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解説

保険金確定時の仕訳は、当座預金¥4,000,000を借方、火災未決算¥3,000,000・保険差益¥1,000,000を貸方に計上する。焼失時に資産の帳簿価額¥3,000,000を火災未決算として保留しておき、保険金額が確定した時点で損益を確定させる。本問では確定した保険金¥4,000,000が火災未決算¥3,000,000を上回るため、その差額¥1,000,000が保険差益となり、損益計算書では特別利益に表示する。仕訳では入金された当座預金¥4,000,000を借方に計上し、保留していた火災未決算¥3,000,000を全額取り崩したうえで、差額を保険差益として貸方に計上する。逆に保険金が帳簿価額を下回る場合は差額を火災損失(特別損失)とする。誤りやすいのは、保険差益を計上せず保険金額をそのまま火災未決算の取崩額としてしまい貸借が合わなくなる点である。火災未決算は焼失時の帳簿価額であり、保険金との差額を必ず保険差益または火災損失として認識する。なお保険差益は次の代替資産取得時に圧縮記帳の対象となりうる。

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