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無形固定資産難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題無形固定資産 第156問

問題

研究開発に従事する従業員の給料¥800,000および研究開発専用に消費した材料費¥200,000を当座預金で支払った。これらは研究開発費に該当する。支払いの仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) ソフトウェア 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
  2. 2(借) 開発費 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
  3. 3(借) 給料 800,000, 材料費 200,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
  4. 4(借) 研究開発費 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000

正解

4. (借) 研究開発費 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000

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解説

支払いの仕訳は、研究開発費¥1,000,000を借方、当座預金¥1,000,000を貸方に計上する。研究開発費とは、新製品・新技術の研究や開発のために要した費用であり、人件費・原材料費・設備や機器の減価償却費・外注費など、研究開発のために費消されたすべての原価を含む。会計基準上、研究開発費は発生時に費用として処理しなければならず、資産計上は認められない。これは、研究開発の成果として将来収益が得られるかどうかが発生時点では極めて不確実であり、資産性を認めると企業間・期間間の比較可能性が損なわれるためである。本問では研究開発に従事する従業員の給料¥800,000と研究開発専用の材料費¥200,000の合計¥1,000,000を、まとめて研究開発費として費用処理する。損益計算書では一般管理費または当期製造費用に計上する。誤りやすいのは、給料・材料費という支出の名目に引きずられて給料勘定・材料費勘定で個別計上したり、将来の便益を期待してソフトウェアなどの資産に計上したりする点である。研究開発目的の支出は名目を問わず研究開発費として一括費用処理する点を押さえる。

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