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日商簿記検定1級 仕訳問題リース 第179問

問題

ファイナンス・リース取引(所有権移転外)の判定要件のうち、解約不能のリース期間中のリース料総額の現在価値が、見積現金購入価額のおおむね何%以上であれば現在価値基準を満たすか。現在価値¥4,600,000、見積現金購入価額¥5,000,000の場合、利子抜き法でのリース資産計上額を答える。

選択肢

  1. 1(借) リース資産 5,000,000 / (貸) リース債務 5,000,000
  2. 2(借) リース資産 4,800,000 / (貸) リース債務 4,800,000
  3. 3(借) リース資産 4,600,000 / (貸) リース債務 4,600,000
  4. 4(借) リース資産 9,600,000 / (貸) リース債務 9,600,000

正解

3. (借) リース資産 4,600,000 / (貸) リース債務 4,600,000

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解説

リース資産の計上額は¥4,600,000となり、仕訳はリース資産¥4,600,000を借方、リース債務¥4,600,000を貸方に計上する。ファイナンス・リースに該当するかの判定基準の一つが現在価値基準である。これは、解約不能のリース期間中のリース料総額の現在価値が、見積現金購入価額のおおむね90%以上である場合にファイナンス・リースと判定するものである。本問では現在価値¥4,600,000÷見積現金購入価額¥5,000,000=92%であり、90%以上のため現在価値基準を満たし、ファイナンス・リースとなる。続いて利子抜き法による計上額を求める。利子抜き法では、見積現金購入価額と、リース料総額の現在価値とのいずれか低い額で計上する。本問では見積現金購入価額¥5,000,000とリース料総額の現在価値¥4,600,000を比較し、低い¥4,600,000で計上する。誤りやすいのは、見積現金購入価額¥5,000,000の方で計上してしまう点である。利子抜き法では低い方を採るのが原則で、本問では現在価値¥4,600,000が低いためこれを採用する点を押さえる。なお現在価値基準のほか経済的耐用年数基準(おおむね75%以上)もあり、いずれかを満たせばファイナンス・リースとなる。

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