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新株予約権難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題新株予約権 第264問

問題

新株予約権付社債(一括法・非転換社債型)を発行し、払込金額¥10,000,000を当座預金で受け取った。一括法によること。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 10,000,000 / (貸) 社債 9,400,000, 新株予約権 600,000
  2. 2(借) 当座預金 10,000,000 / (貸) 新株予約権 10,000,000
  3. 3(借) 当座預金 10,000,000 / (貸) 資本金 10,000,000
  4. 4(借) 当座預金 10,000,000 / (貸) 社債 10,000,000

正解

4. (借) 当座預金 10,000,000 / (貸) 社債 10,000,000

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解説

一括法とは、新株予約権付社債について社債部分と新株予約権部分を区分せず、払込金額の全額を一括して社債として計上する方法である。本問では当座預金¥10,000,000の受入れに対し、貸方を社債¥10,000,000とするだけでよく、新株予約権という勘定は登場しない。これは、両者を分けて測定するコストや困難を避け、証券全体を一個の負債として簡便に扱う考え方に基づく。区分法が払込金額を社債¥9,400,000と新株予約権¥600,000に分けて計上するのと対照的で、ここが両者の決定的な違いである。なお転換社債型については、原則として区分法によるが一括法も認められるという扱いがあり、非転換社債型でも適用方法の指示に従う。誤りやすいのは、一括法なのに新株予約権を区分して計上してしまう点や、全額を社債でなく新株予約権としてしまう点である。一括法は全額社債、区分法は社債と新株予約権に二分、という対比を明確に区別できるかが、1級の新株予約権付社債で問われる中心論点となる。

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