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収益認識難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題収益認識 第359問

問題

前問で計上したポイントに係る契約負債¥9,091のうち、当期に顧客が¥9,091相当のポイントを全額使用した。ポイントに係る収益認識の仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 売上 9,091 / (貸) 契約負債 9,091
  2. 2(借) ポイント引当金 9,091 / (貸) 売上 9,091
  3. 3(借) 契約負債 9,091 / (貸) 現金 9,091
  4. 4(借) 契約負債 9,091 / (貸) 売上 9,091

正解

4. (借) 契約負債 9,091 / (貸) 売上 9,091

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解説

結論としてポイントが使用され履行義務が充足された分について、契約負債を取り崩して売上を計上し、(借)契約負債9,091(貸)売上9,091とする。前問でポイントに配分し契約負債として繰り延べていた¥9,091は、ポイントが将来利用される時点で履行義務が充足されるまで収益にできない性質のものであった。当期に顧客がポイントを全額使用したことで、企業はポイントに対応する財・サービスの提供義務を果たしたため、契約負債を取り崩して売上を認識する。理論的に、ポイントに係る収益は、付与時ではなく顧客がポイントを使用(または失効)して履行義務が充足された時点で認識される。これにより、ポイント付与という販売促進の経済実態が、収益の繰延べと後の実現という形で適切に会計に反映される。誤りやすい点は、ポイント使用時に現金など新たな対価を計上してしまうことである。対価は当初の販売時に既に受領済みで契約負債として記録されているため、使用時は負債の取り崩しと売上計上のみを行う。一部のみ使用された場合や失効見込みがある場合は、使用率等に応じて按分計上する点も発展論点として押さえておく。

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