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収益認識難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題収益認識 第361問

問題

商品を販売し、代金は2年後に¥980,000を受け取る契約である。重要な金融要素が含まれるため、現金販売価格相当の現在価値¥900,000で収益を認識する(差額¥80,000は2年分の利息相当)。販売時の仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 売掛金 980,000 / (貸) 売上 980,000
  2. 2(借) 売掛金 900,000 / (貸) 売上 900,000
  3. 3(借) 売掛金 980,000 / (貸) 売上 900,000, 受取利息 80,000
  4. 4(借) 売掛金 900,000 / (貸) 売上 980,000

正解

2. (借) 売掛金 900,000 / (貸) 売上 900,000

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解説

結論として重要な金融要素を含む場合、収益は現金販売価格相当の現在価値で認識する。販売時の売上は¥900,000で債権¥900,000を計上し、(借)売掛金900,000(貸)売上900,000とする。利息相当¥80,000は期間にわたり受取利息として認識する。計算は、将来受け取る¥980,000のうち現金販売価格相当の現在価値¥900,000を収益とし、差¥80,000を金融要素(利息)として分離する。理論的に、収益認識基準では、契約に重要な金融要素(対価の支払時期が財の移転より相当遅れることで実質的に信用供与の利息が含まれる場合)が含まれるとき、約束した対価を現金販売価格相当の現在価値に調整して収益を認識する。これにより、商品販売による収益と、信用供与による金利収益(受取利息)を区別して計上できる。販売時の売上は利息部分を除いた¥900,000とし、利息相当¥80,000は支払期日までの期間にわたり受取利息として配分する。誤りやすい点は、将来受取額¥980,000の全額を売上計上することである。これでは金利部分が売上に混入してしまう。重要な金融要素は収益と利息に分解するのが原則である。

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