問題
前問の保守サービスに係る契約負債¥120,000(2年分)について、1年経過した決算時に当期分の収益を認識する。サービスは期間均等に提供される。当期分の収益認識の仕訳を行う。
選択肢
- 1(借) 役務収益 60,000 / (貸) 契約負債 60,000
- 2(借) 契約負債 120,000 / (貸) 役務収益 120,000
- 3(借) 契約負債 60,000 / (貸) 役務収益 60,000
- 4(借) 売掛金 60,000 / (貸) 役務収益 60,000
正解
3. (借) 契約負債 60,000 / (貸) 役務収益 60,000
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解説
結論として保守サービスは時の経過に応じて履行義務が充足される。2年分¥120,000のうち当期1年分¥60,000について契約負債を取り崩し役務収益を計上し、(借)契約負債60,000(貸)役務収益60,000とする。計算は、サービスが期間均等に提供されるため2年分¥120,000を年数で按分し、当期1年分¥60,000を収益とする。理論的に、保守サービスのように顧客が便益を期間にわたり継続的に受け取る履行義務は一定期間にわたり充足されるものとされ、進捗度に応じて収益を認識する。時の経過が最も適切な進捗度の指標となる役務では、契約期間にわたって均等に収益を配分する。前期末に計上した契約負債(前受けした保守料)を、サービス提供が進むにつれて取り崩し役務収益へ振り替える。誤りやすい点は、契約負債¥120,000を当期に全額収益化してしまうことである。サービスはまだ1年分しか提供しておらず、残り1年分は引き続き未充足の履行義務として契約負債に残す。対価は既に受領済みのため新たな現金や債権は計上せず、負債の取り崩しと収益計上のみを行う点も押さえる。
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